2025年03月30日
3/29.3/30と東京でセミナーを受講してきました。
こんにちは。せこ歯科クリニックの渡部です。
3月29.30日でCSPTC一年間コースの最終回を受講してきました。
今回は初めから症例発表でした。
1人目の先生からは咬合崩壊している方の治療より、タバコとインプラント周囲炎について学びました。術者としてコントロールできることとコントロールできないことについて学びました。
2人目の先生からは歯並びが悪い患者さんを矯正、インプラントで治療する意義について学びました。
3人目の先生からは咬合によりインプラントが抜去が必要だったこと、顎の関係からかみ合わせを維持することが難しい症例を学びました。
4人目はぼくの発表でした。病的咬合と生理的咬合があいまいだったこと。まだまだ自分が見えていない部分が多くあり、問診も足りていないことに気づきました。
5人目の先生から顎の関係から全歯牙の抜歯となる症例を学びました。
6人目の先生からは歯並びのガタガタの人に対してインプラントのみを行い、最終治療形態からの引き算の治療を学びました。
全顎治療を行う必要のなる患者さん、必要のない患者さん、リスクを残すとしたらどのようなリスクが存在するのかについて学びました。
最終日、講師陣の先生方の講義でした。
一人目の講師の先生からは、全顎治療の必要のある患者さんでどこまで診断し、患者さんと相談し治療を行うとしたらどんな最終形を目指すのかを学びました。その後、デジタルの印象、どのようにデジタル画像を活用するのか、その知識について学びました。
2人目の講師の先生からは如何にデジタル画像を活用しているのか、デジタル画像をとる際の注意点などを学ばせてもらいました。
3人目の講師の先生からは矯正的な診断、それが成人の全顎治療において診断の重要性、最終ゴールをどこに持っていくのかについて学びました。
最後にインストラクターの先生からは歯科医師としてのプロの在り方について学びました。
この一年間コースを通して全顎治療の必要な患者さん、必要でない患者さん、どのようにゴールセッティングを持っていくのか、どの点を見き分けなければいけないのか、まだまだ理解しきっていない自分の現在地がよく理解できました。歯科医師として正確な診断をしていくうえでそぎ落とさなければいけない部分など、まだまだ経験していかないといけないことがよくわかり今後も学び続けます。
素晴らしいセミナー参加させていただきありがとうございました。
渡部