2017年4月
2017年04月15日
4/15~16で東京で研修を受けています。
4/15お休みをいただき研修会に参加しています。
今回も前回に引き続きインプラントの内容です。
今回はインプラントを入れた直後に噛ませるために必要な条件について学んでいます。入れた直後から噛ませるにはインプラントの種類、骨の質、インプラントを入れる技術、この三つの要件を満たしたときでしか直後に噛ませることはできないのですが、そのうちのインプラントの種類、入れる技術について学んでいます。種々のインプラントの特徴があり、直後に噛ませるには適したインプラントの選択が必要となります。また技術的にはぶれないインプラントを入れるための穴を形成することやはり位置、方向性の重要性について学び、実習を受けています。実習では実際の術式で行い、ISQという振動によってインプラントの初期の安定性を図る機械で測定しすすめました。実際、9本のインプラントを植立しそれぞれに3回ずつ測定を行いました。どの状態が一番ベストなのか?どのようにインプラントを植立させるための穴を形成するのかについてつかめた感じがします。
そして、インプラントの定期検診で見るべきポイントとその状況の応じた対策。インプラントは所詮異物でしかないこと。歯茎から出ている釘だと思い丁寧に管理することの重要性について学びました。
いろいろな先生の発表もあり、やりたい治療をするのではなく、患者さんの立場に立った治療を行うこと。先を見越した治療を行っていくことの必要性、そして何よりインプラントを守るための治療ではなく、患者さん自身の歯を守るためにインプラントという道具を使うことについて再度確認しました。
この、学びをせこ歯科にも活かしていきます。
せこ歯科クリニック 副院長 渡部 浩司