2018年2月
2018年02月25日
2/24.25と大阪で研修会に参加してきました。
2/24 土曜日にお休みをいただき研修会に参加してきました。
今回は歯周形成手術とインプラントに対してどんなかみ合わせをするといいのか?についてでした。
初期の歯茎の形の異常を読み取り、それを手術できれいにする手技を学んできました。その中でも一番興味を持ったのが矯正治療後の歯茎の手術でした。矯正治療を行うことにより歯の位置が変わり、その結果歯茎の位置が変わってしまう。矯正の計画時にそのことの説明をしっかり行う必要性を感じました。もちろん、インプラントの周囲の歯茎もどのような状態がいいのかを学びました。
インプラントの咬み合わせ方については以前よりたくさんの考え方があるのは知っていたのですが今回、改めて考えさせられる講義でした。大前提が統一されていないため多くの考え方があるのを知りました。
インプラントを長持ちさせたいのか?それともインプラントを入れた周りの歯を長持ちさせたいのか?お食事をとれるようにさせたいのか?大前提が違うことによって多種の考え方が存在することを知りました。
そして、インプラントが実は歯の60%しか機能しないことを知りました。もちろん、お食事するためには、ほぼ歯と機能的には同じように食べることができるのですが、それ以外の時間、特に食いしばる癖のある方には要注意ということを知りました。
より、インプラントも、周りの歯も長持ちさせることができ患者さんの幸せに貢献できるようにこれからも学んでいきます。
せこ歯科クリニック
渡部 浩司