せこ歯科ブログ
2014年09月29日
インプラント100時間 第6回
今月も名古屋へ、インプラントのセミナーに行ってきました。
インプラントを行う場合、顎の骨(歯槽骨)が残っていることが必須条件になってきます。
しかしながら、歯を失ってからの月日が長いと、歯を支えていた歯槽骨は吸収されてしまいます。
そのため、インプラントを入れるための骨がなく、インプラントが入れられないということが時々あります。
そこで、最近ではGBRといって『骨再生誘導法』と行った手法がとれます。
これは、吸収されてしまった骨の厚みや高さを、再度作ることのできる技術になります。
上の写真はその際に用いられる、人口骨を顕微鏡で撮影した画像になります。
インプラント分野の医療も日進月歩です。
最近では人工骨の構造も、天然の骨の構造と同様になってきています。
それは骨の治癒を早めて、より速くインプラントを入れれることにつながります。
より良い治療のためには、最新の技術や製品を知ることを感じさせられます。
福田 泰久