せこ歯科ブログ
2016年01月20日
明石矯正研修会
1月16・17日で明石矯正研修会に行ってきました。
歯列矯正の矯正装置といわれると、皆さんはどんなものを想像されますか?
おそらく、今回の写真でのせてあるような、それぞれの歯にブラケットという装置をつけて、
ワイヤーを通してあるものを思い浮かべるかと思います。
これはマルチブラケットシステムという矯正装置で、一般的に最も多く行われている歯列矯正の方法です。明石矯正研修会のメインとなる内容も、このマルチブラケットシステムによる歯列矯正です。
今回は、このマルチブラケットによる矯正治療についてお伝えしたいと思います。
この装置の特徴は、歯をワイヤーで連結することで3次元的に歯を移動させることのできます。通常は永久歯の歯並び治療に用いる装置なので、永久歯が生えそろうおおよそ12~13才以上が対象に行なうものになります、
実際の治療では、歯一本一本に歯科専用の接着材でブラケットといわれる装置を張り付けます。そしてチタンやステンレス製の柔軟性の高いワイヤーをブラケットに通してくくりつけることで、ワイヤのカーブに沿って歯を動かしていくことができます。