せこ歯科ブログ
2016年09月25日
9月11日名古屋でセミナーに参加してきました。
9月11日 名古屋でセミナーに参加してきました。
今回のセミナーは咬合と全身とのかかわり合い。つまり、かみ合わせが体にどう影響するのか?ということを学びに参加しました。
CT,MRIなどの画像から、かみ合わせが悪くなると顎の関節。頚椎(首の骨)に影響をあたえる。かみ合わせも全身に影響がある。ひどい人では寝ているとき手足がしびれるなどの症状を引き起こすこともあり、日常生活の影響も出てくることを学びました。
かみ合わせが悪くなる原因が自分たちが知らず知らずに行っている癖であることも学びました。
癖にはいろいろあり、寝ている時の姿勢、頬杖、唇を引き締めるくせ、など様々であり歯並びが悪くなる原因を断定するのはとても困難であることを知りました。長い年月、そして患者さんとのコミュニケーションが取れている状態ではじめて発見できることを知りました。
かみ合わせが崩れることは僕たちが作った詰め物であったり入れ歯を壊す原因であることも理解できました。
まだ、初日が終わったところなのですが、口腔内いろいろな角度から見ることの必要性を感じることが出来ました。
講師の先生が言っていた中で心に響いた言葉は『人が生きるということは身長をすり減らしながら生きている。つまり、壊しながら生きている。』壊しながら生きている中で僕たち歯科医師がどう口腔内をコントロールしていけるか?それが問われていると感じたセミナーでした。
副院長 渡部 浩司