せこ歯科クリニック

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せこ歯科ブログ

2024年08月25日
東京でCSTPCセミナー5回目を受講してきました。

こんにちは。せこ歯科クリニックの渡部です。

8月25.26日でCSPTC一年間コースの第5回目を受講してきました。

今回はデジタルデンティストリー、デジタル技術の発達とデジタルを用いた治療スピードについて学んできました。せこ歯科でも使用しているIOS口腔内スキャナーを用いることでのことについて学んできました。診断、治療ゴール、治療計画がよりスピーデーに明確ができるのでそれを活用して治療を最大限に安全に正確に治療することができるという方法を学びました。そして、いつも通りのたくさん症例を見て学びました。

1人目の発表者の先生からは今ある咬み合わせを生理的咬合とするのか、病的咬合とするのかによって得られる治療の難易度、患者さんに対するメリット、デメリットを考える必要性を感じました。

2人目の発表の先生からは患者さんの本当の願望を聞き出し、それに対する治療の必要性を考える必要を学びました。

3人目の発表の先生からはちゃんとしたゴールセッティングを行う上で患者さんが遠方である、治療回数を減らす必要性はないこと。ドクターは診断。治療に対してプロとしての責任を持ち、患者さんの都合にあわせるのがよいのではないということを学びました。

4人目の発表の先生からは上顎の歯列から抜歯することにより骨がやせる→下顎前歯と咬まなくなる可能性をがあることを学びました。。

5人目の先生からは矯正を用いた歯列改善とそれに伴う補綴治療について学びました。

6人目の先生からはすきっぱ(空隙歯列弓)、歯茎が多く見える(ばみースマイル)、顎関節症の患者さんに対する矯正をするかどうか?どうやって治すべきか?を学びました。

7人目の先生からは生理的咬合と判断した際の補綴治療についてを学びました。」

8人目の先生からは病的咬合と判断して上顎全歯を抜歯した際のインプラント治療。それをすることを伝えることのコンサルテーションのむつかしさを学びました。

9人目の先生からは外科的矯正が必要な場合はあらかじめ外科が必要なことを伝えてから患者さんを矯正歯科に紹介する必要性を学びました。

10人目の先生からは顔面の非対称から矯正の必要性があるかどうかを学びました。

今回もハイレベルな発表、内容が続きました。次の一か月で復習、自分のプレゼンの資料を作製し、しっかり内容を咀嚼して自分の力にしていきます。

ディレクターの先生方にはケースにおける改善点を細かく教えていただき、また、30年超える長期経過も見せていただき感謝しております。一つ一つ整理してせこ歯科に役立てていきます。

渡部

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2024年07月28日
7/27.28とセミナーに参加してきました。

こんにちは。せこ歯科クリニックの渡部です。

7月27.28日でCSPTC一年間コースの第4回目を受講してきました。

今回は顎位のことについて学んできました。病的咬合と判断するのか、あるいは生理的咬合と判断するのかを確認し、咬頭嵌合位、中心位、筋肉位、安静位など様々な咬合のなかでどの咬合を選択し、治療咬合とするのか?を学びました。そして中心位の咬合採得の方法を学び、実際の臨床での活用方法も学びました。

そして、発表も回ってきました。トップバッターでした。

写真撮影から1週間という時間をたっぷり費やし発表を作製しました。

いろいろなインストラクターの先生より貴重な指摘をいただきました。

治療方針とそのリスク。今、現在の口腔内が病的咬合なのか?生理的咬合なのか?の判断の仕方。

ついつい口腔内写真と正常を見比べて何が主訴なのかを置いてけぼりにしていた自分に気づくことができました。ありがとうございました。自分の頭の中でどうしたらどうしたら?と構築しすぎました。実際の治療方針とリスクをご指摘いただき、大変貴重な気づきになりました。

2人目の発表の先生からは再受講の先生で骨格性2級の臼歯欠損に対して矯正からインプラントなどすべての治療が加わった素晴らしい治療成果を見せていただきました。

3人目の発表の先生からは治療ゴールセッティングの仕方と難易度の関係ということを学びました。

4人目の発表の先生からは矯正の抜歯部位の選択を学びました。。

5人目の先生からは年齢と生理的咬合との判断の関係を学びました。

6人目の先生からはCSTPCのコンセプトをわかりやすく治療経過で学べました。

7人目の先生からは診断すべきポイントと治療による予後を考える必要性を学びました。

ハイレベルな発表、内容が続くので次の一か月で復習を行いしっかり内容を咀嚼して自分の力にしていきます。

ディレクターの先生にはケースにおける改善点を細かく教えていただき、また、30年超える長期経過も見せていただき感謝しております。一つ一つ整理してせこ歯科に役立てていきます。

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2024年07月28日
愛知インプラントインスティチュート第4回目

 

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歯科医師の前田です。

先日7月20、21日と講習会に参加してきました。

今回が第4回目になりまして、内容としては外部講師による歯周病学の講義、及び放射線科の講師によるCTについての講義、そしてサージカルガイドを用いた模型実習をメインに学習してきました。

まずは歯周病学の外部講師の講義を受講しました。まず大前提として歯肉と歯との結合様式と、歯肉とインプラントの結合様式は大きく異なります。歯肉と歯との結合には歯周病の原因となる細菌から身を守る防御機構が備わっています。これが全身疾患や慢性炎症、咬合力など様々な要因でこの防御機構が崩れてしまうと、いわゆる歯周病という形で細菌感染が生じます。しかしながら歯肉とインプラントの結合様式にはその細菌に対する防御機構が非常に乏しいので、一度歯周病菌に感染してしまうと、一気に病状が悪化してしまい、またその感染に対する治療もなかなか難しいのが現状です。

そのためにも細菌感染を生じないようにすること、感染が悪化する前にしっかりとコントロールをすることがインプラントを長期保存していくためにはとても大切になってきます。自宅で行うセルフメインテナンスを軸に、それでは取りきれない細かい部位を定期的に医院にて歯科器具を用いたメインテナンスをしていく事がとても大切です。またせこ歯科クリニックにも先日エアフローという従来のものとは異なるメインテナンス方法が導入されております。インプラントに対しても非常に有効な治療実績がありますので、こちらの方法も活用しながらより良い口腔内環境を維持できるよう努めていく必要があると感じました。

次にCTに関する講義を受けました。インプラント治療において3次元のCT写真は必要不可欠です。まずインプラント治療を行う、治療計画を立案する上でインプラントを埋入予定部位の骨量、骨質を確実に把握する必要があります。また神経の位置や必要な解剖学的形態を把握する事でより安全に治療を進める事ができます。そして骨質をCT写真であらかじめ把握しておく事で、骨が硬いのか、逆に軟らかいかも事前に知る事ができ、術中のイメージを抱く事ができます。

またCTを撮影する際の数値の設定についても改めて学びました。撮影をしてより鮮明にみたい部位に合わせてレベルを設定する事で、より画像のコントラストを向上し有効な画像診断に繋がります。

そして今回から数回にかけてサージカルガイドを用いたインプラント埋入実習も始まりました。様々な種類のガイドがありますが、より正確な手術が出来るようしっかりと技術を習得していきます。

早いものでこの講習会も半分が終わりました。今までの知識をしっかりと整理するとともに、新しい技術や情報を確実に自分のものにして日々の診療に生かしていけるようこれからも精進していきます。