せこ歯科ブログ
2014年05月11日
日本口腔インプラント学会・認定講習会 第2回
今月も土曜日・日曜日で名古屋の堀田歯科にインプラントのセミナーに行ってきました。
インプラントを埋入し、その後何十年と機能させていくためには、
インプラント自体をどのように入れるのかを考える必要がある。
入れた後にインプラントを維持させるためには、最もと言って良いくらいに考えるべきことは、
咬合(噛み合わせ)である。
むしろ噛み合わせによって、インプラントの長さや入れる方向が規定されるといえるくらいに、
噛み合わせは重要視されます。
たとえば、軽くカチカチ噛み合わせた場合、前歯の上下の歯は自然にかみ合っています。
しかし、思いっきり強く噛み合わせた場合、実はカチカチ噛み合わせた場合と比較すると、
前歯にかかる力は弱くなります。
これは前後的な歯の並び方で個々の歯にかかる力の変化が起きるのですが、
このような日々歯にかかるであろう力を想定して、インプラントも行う必要があります。
せこ歯科クリニック 福田泰久