せこ歯科ブログ
2016年05月08日
明石矯正研修会(ベーシック最終)
ゴールデンウィーク前の2日間で、明石矯正ベーシックコース最終日を受講してきました。
昨年の6月からスタートしたセミナーが今回を持って終了しました。
10か月前の自分と比べて、今回明石矯正を受講したことで、分析・診断の見方、治療の方法や
テクニックなど、非常にたくさんのことを学べました。
やはり、20年以上の臨床で矯正治療をされている下間先生は、たくさんの治療の経験から、
より良い矯正治療を行っていく上でどこに着眼点をおき治療を進めていく必要があり、
またどこにリスクが潜んでいるのか、事細かく実際のケースを元に解説して頂き、
受講生が理解しやすく実践的なことを多く伝えて頂けたと思います。
下間先生は、的確な診断や手技が大切であると伴に、
「手も速く動かせないと臨床ではダメ」ともおっしゃっていました。
今回セミナー最終日の課題に、ワイヤー曲げの試験がありました。
制限時間内でワイヤー屈曲して4つの装置を、定められたアーチの中に組込むという内容で、
曲げ終えたワイヤーは平らなテーブル上でまったくカタカタしないこと、アーチが綺麗であること、
装置の形状が性格であることなどが採点の判定基準になってきます。
どのような採点結果になるか内心ドキドキでしたが、大変上手く曲げられていると言って頂けて、
セミナー最終日を、ほっと胸をなでおろして終えることができました。
今回でベーシックコース終了になりますが、7月からアドバンスコースで勉強していくので、
今回の内容を再度総復習して、アドバンスでレベルアップしていければと思っています。
福田 泰久