せこ歯科ブログ
インプラント100時間 第6回
今月も名古屋へ、インプラントのセミナーに行ってきました。
インプラントを行う場合、顎の骨(歯槽骨)が残っていることが必須条件になってきます。
しかしながら、歯を失ってからの月日が長いと、歯を支えていた歯槽骨は吸収されてしまいます。
そのため、インプラントを入れるための骨がなく、インプラントが入れられないということが時々あります。
そこで、最近ではGBRといって『骨再生誘導法』と行った手法がとれます。
これは、吸収されてしまった骨の厚みや高さを、再度作ることのできる技術になります。
上の写真はその際に用いられる、人口骨を顕微鏡で撮影した画像になります。
インプラント分野の医療も日進月歩です。
最近では人工骨の構造も、天然の骨の構造と同様になってきています。
それは骨の治癒を早めて、より速くインプラントを入れれることにつながります。
より良い治療のためには、最新の技術や製品を知ることを感じさせられます。
福田 泰久
9月21日院内セミナーを開催しました。
こんにちは。せこ歯科クリニックです。9月21日院内セミナーを行いました。
午前中は衛生士を中心として、院内における器具の管理、滅菌についての話し合い、スケーリング、PMTCといった衛生士業務の見直し、外部講師による経験から基づく講義を行ってもらい、午後からは器具管理を中心とした実習を行いました。
午後からは、アシスタント、フロントは副院長による抗生剤など歯科で処方される薬と治療との関係、マネージャーによる、細菌と衛生士業務、なぜ、患者様が定期的に通う必要があるのかを講義をしました。
その後、院長による全体会議、せこ歯科クリニックの方向性について話していただきまし
より質のいい治療、院内環境、知識の向上をめざし、せこ歯科クリニック一丸となって取り組んでいこうと再確認できた一日でした。
これから、より質の高い治療、院内環境を提供できるようにこれからもよろしくお願いします。
矯正のセミナーへ行ってきました
今回は舌の悪い癖からおこる開咬という不正咬合について学んできました。
舌の悪い癖=舌癖とは、食べ物を食べたり飲んだりする時に、上下の歯の間に舌を強く突出させる癖のことです。この癖を持っている人たちは、舌が常時上下の歯の間に見えていることが多く、このような癖があると、顎の骨や歯の機能的なかみ合わせを阻害して、不正咬合を誘発します。これによって上下の歯と歯の間に隙間ができてしまい、このような状態を開咬といいます。
この開咬を改善するには、装置を使うことに加えてお口の周りや舌のトレーニングが必要となってきます。そのトレーニング方法についても学んできました。
また、歯にブラケットという装置を貼って矯正していく方法の実習が始まりました。今回から数回にわたって実習を行いますが、実習を通して器具の効率的な使い方などを学び、よりよい治療を患者様に提供していきます。
田岡 則子