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日本口腔インプラント学会・認定講習会 第7回
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日本口腔インプラント学会・認定講習会 第7回
愛知県インプラントセンターに、第7回インプラント100時間コースを受講しに行ってきました。
今回の講習の内容は、上顎にインプラントを行う際に骨がない場合に行う、
骨造成の手法について勉強してきました。
上顎の奥歯の上方には、上顎洞と言う空洞が存在します。
上顎のインプラント行う場合には、この空洞との位置関係が非常に重要になってきます。
インプラントを埋入する骨の厚みが薄く上顎洞と近接している場合には、骨の厚みを増やすために
上顎洞に骨を作る方法がとられます。(先日のブログに記載した人工骨を用いた骨再生誘導を応用します。)
今回の写真は、上顎洞に骨造成する場合のオペを模した練習を、中身を抜いた卵で行った時に
使用した卵の写真です。
卵の内面の薄皮を少しも破らずに、直径20mmの円形に殻を削るという実習になります。
繊細なタッチで削っていかないとすぐに薄皮に穴が開いてしまうので、大変神経を使う実習ではありましたが、
非常にイメージしやすい実習内容でした。
福田 泰久