せこ歯科ブログ
矯正勉強会アドバンスコース 第4回 in 明石
先週の木曜日に、明石の矯正の勉強会に行ってきました。
今回のアドバンスは全5回のコースになりますが、今回はその4回目になります。
模型での実習も、抜歯をしない場合の矯正治療のパターンと、抜歯を必要とする場合の矯正治療、
その両方を座学を交えながら行っていくため、講習の時間が非常にハイスピードで過ぎていきます。
1年半前に、このコースのベーシックコースを受ける際に、講師の先生が
『治療はスピードも大切です、非常にハードなセミナーですが頑張ってついてきてください』
とお話をされていましたが、その意味を痛感しながら頑張っています((笑))
そのような環境下で勉強させて頂くことで、コース受講前の自分よりも、
かなり、治療の手技が安定し速くなってきているようにも感じています。
これは、実際に患者さんを治療していく上ですごく大切で、
特に矯正治療となると、口の中に細かな矯正器具を正確に装着しなければなりません。
しかし、その間患者さんにも頑張って口を開けて頂く必要があります。
いかに、正確 丁寧 患者さん負担を考えて治療を行うのかという、講師の先生の
意志も引き継がせて頂きながら、今後も技術の研鑽に励んでいきます。
福田 泰久
10/9.10とセミナーに参加しています。
10/9.10と名古屋でセミナーに参加しています。
9月に引き続き咬合と全身のかかわり合いについて学んでいます。
今回のセミナーではSMC分類についてでした。口を通じて骨、筋肉、食事などの際のかみ方が治療した後、どう影響するのか?について学んでいます。ただ一言で歯の治療といっても、骨:下顎の骨の強いひと、弱い人では症状の出方が違いますし、筋肉:噛む力の強いひと弱い人でも症状のでかたが」違う。また、かみ方によって歯のスリ減り具合も異なるということを教えていただきました。例えば、骨が弱く噛む力の強い人では顎の痛みを訴えますし、骨が強く、噛む力の強い人では治療した歯が取れてくるという症状が出てくるなどを学びました。一つのお口の中を診ていても、筋力の強い人はどういう顔をしているのか?骨の強い人ではレントゲン写真、CTでどのような像なのか?を普段、口の中ばかりを診て治療していますが、全体のバランスを診る重要性を再度確認しました。
そして、筋力のバランス、よくTVなどで拝見するスポーツ選手が走ったりする際の筋力バランスを測る機械を応用したものをもちいてどのようにかんでいるのかをデモンストレーションで診ました。
セミナーを通して講師の先生がおっしゃっていた言葉『患者さんの訴えと向き合うという覚悟を決めること。これが第一歩です。』治療歴40年を超える先生が、毎日、自分の診た患者さんのカルテを2時間以上かけて復習し続けていること。僕はまだまだなんだと感じました。
このセミナーで得た学びを活かしていきます。
副院長 渡部 浩司