せこ歯科ブログ
矯正のセミナーに参加してきました
3月19日、東京で矯正のセミナーに参加してきました。
私が参加しているこの矯正セミナーは回数が決まっているわけではなく、何回でも参加することができ、皆で症例について学んでいく場です。
今回も講義と症例検討会がありました。今年の講義のテーマは矯正のゴールを迎えるにあたってというものです。虫歯などと違い、矯正のゴールに関しては医療者が勝手に決めるものではありません。一定の目安はあるものの、患者様や保護者の方の希望も大きく関係してきます。
この目安とはどのようなものでしょうか?次にあげていきます。
①安定したかみ合わせの確立
②スムーズな顎の運動の達成
③鼻呼吸の確立
④歯が生えている骨の形が整っている
⑤舌や唇の癖が改善した
まだまだありますが、ざっと上げるとこのようなものがあります。矯正というと歯並びがキレイになるというイメージが一般的がと思いますが、それに加えて治療のゴールにはお口の機能の回復といったことが大切になってきます。
前々からお話させていただいているように、歯並びに悪影響を与える行動は多々あります。例えば頬杖をつく、片方の肩にしかバッグをかけない、うつぶせ寝や横向き寝などあげればきりがありません。共通しているのは偏った体の使い方です。
これらの行動が歯並びを悪くする可能性があるので、矯正装置による治療が終わった後も、バランスの良い体の使い方をしないと、後戻りが起こってしまいます。これだけ日常のふとした行動が歯並びに関係しているとすると、装置を外した後も体の使い方に気を付けていただく必要があります。
装置を使ってのゴールを迎えた後も、ご自身で歯並びを守っていくために偏った体の使い方をやめ、自分にそのような癖がないか考えていただく必要があります。そういった意味では装置を使わない治療はずっと続くと考えられます。難しいことではありません。ご自身の行動を振り返っていただき、なにか癖があれば改善してもらうことで健康な体作りをすることができると思います。
せこ歯科クリニック 田岡 則子
明石矯正研修会アドバンスを受講してきました。
現在受講させて頂いている明石矯正研修会は木曜日の開催なので、毎回早朝6時の松阪発の近鉄に乗り、兵庫県の明石市まで行きます。
電車を降りる明石駅は、目の前に明石城があるので電車を降りると、城郭跡が自然と目に入ってきます。
趣味の一つに城郭巡りがあるくらい、お城を見たりまわるのが好きなので、季節や天候によって違う雰囲気に見える明石城を見るのも、セミナーに行くときの楽しみの一つです。
今回のセミナーの内容は、毎回STEPごとに進行させている模型実習に加えてセクショナルアーチについての講義でした。
ワイヤー矯正を行っていく場合、通常は歯列全体にワイヤーを入れて矯正していきます。
しかし、八重歯など大きく歯列から飛び出てしまっている歯を歯列に収めていこうとすると、
他の歯に余計な矯正力を加えてしまうことで、かえって治療を困難にしてしまうことがあります。
そのようなときには局所の大きな歯列不正の改善を行ってから、全顎的な矯正に移行していくこともあります。
セクショナルアーチとは、そのようなときに用いるワイヤーの事をいいます。
矯正治療に限りませんが、どの様な治療をするにしても患者さんによって問題点が異なり、それによって治療のプランも異なってきます。
今の歯並びの状態や実際の治療に関してお困りの方や、治療中のことでもわからないことがあれば、どんな些細なことでもぜひご相談いただければと思います。
せこ歯科クリニック 福田泰久
東京でインプラントの講習会を受けています。
3/4お休みをいただき講習会に参加しています。
今回の講習会の内容はインプラント関係です。
今回が9回あるうちの初回だったんですが、いきなり実技のテスト、筆記のテスト、面食らいました。出題者の糸に答えているかは不明ですが、普段持っている知識を100%出し切りました。普段、せこ歯科クリニックでは、スタッフ全員が知識の向上を目的に月一回でテストをしていて、僕も年2~3回出題するのですが、久々にテストを受けてみて自分の中で知識が曖昧にして目をそらしていた部分、言葉で表現できていない部分を実感しました。たまにはテストを受けてみるのもいいですね。もちろん、そのあとの講義を受け止め方も変わりました。
このインプラントの講習会はいかに患者さんの負担を減らしたインプラント治療ができるのか?ということをテーマに学んでいます。インプラントの角度から方向、深さなどの基本から多数歯の治療計画、実習というアドバンスな内容まで度々ご迷惑をおかけすることになりますがよろしくお願いします。
今日もせいいっぱい学んで、せこ歯科クリニックに役立てていきます。
せこ歯科クリニック 副院長 渡部 浩司