せこ歯科ブログ
インビザラインの講習会に参加してきました。in東京
歯科医師の前田です。
先日1月21日に東京で講習会に参加してきました。
内容としてはインビザライン(マウスピース型矯正治療)の実践的な内容です。以前に受講したBasicコースはインビザライン治療の基礎、基本知識の整理をメインにしておりましたが、今回はそのBasicコースで学んだ事をより深堀して学習していくAdvanceコースというものです。
Basicコースを受講したのはおよそ3年前、ちょうどコロナ感染症で外出制限真っ最中でした。合計5回の講習会のうち最初の1回目のみ東京で講習会が開催されましたが、2回目以降はZoomでの視聴参加となりました。手軽に自宅で参加出来る点ではZoom視聴も良いのですが、やはり実際に会場で講義を聞くのと比較すると熱量の伝わり方が違うなと感じておりましたので、待望のライブ開催でして非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。
講習会のメインとしては、矯正治療の最終ゴールまでどのような順序、手段で進めていくのが良いのかです。矯正治療に限らずですが、治療計画を正しく立案する事は非常に大切です。特に矯正治療は治療が長期に及ぶ事が多いため、治療開始前の治療方針が非常に大切になってきます。
今回は計3回の第1回目ということで矯正の治療計画を立てる上でのポイント、ルールを確実に設定していくという内容でして、矯正治療を始めていく前に設定する治療ゴールの重要性を改めて考えさせられる内容でした。
特に口元、前歯の見え方の審美性の見極めに関しては今まで以上により細かいポイントも確認すべきだと改めて考えさせられる内容でした。矯正治療は全体の噛み合わせはもちろんですが、前歯を含めた口元の見え方も十分に配慮した治療計画が必要となります。
講師の松岡先生の熱いお話でどんどん入り込んであっという間に初日が終わりました。3年前に講義を受講した時と変わらず熱量のこもった講義は大変心に響きますし、やはり会場で実際に講義を聞く意義を改めて感じました。他の受講者も非常に勉強熱心な方ばかりで、自分も負けずに知識を増やし柔軟なアプローチが出来るようしていかないとと感じました。
次回からより具体的に様々な症例ケースに応じた矯正治療のアプローチの仕方を学ぶ予定です。歯並びの状態、顎の状態に応じてよりベストな治療計画が立てることが出来るようしっかりと学んでいきます。次回の受講を楽しみにしながら、今回学んだ内容を普段の診療に活かせるよう日々鍛錬していきます。
前田 顕範