せこ歯科ブログ
東京にて、CSTPCセミナーに受講してきました。
こんにちは。せこ歯科クリニックの渡部です。
5月25.26日でCSPTC一年間コースの第2回目を受講してきました。
保険診療とは「国民すべてに最低限の命の保証をする」目的で作られたものであって、決して一人ひとりの患者様のQOL(クオリティ オブ ライフ)を上げるという目的で作られたものではないことをよく理解できました。CSTPCに受講して、正常な歯列を獲得し、固定式で噛めて、天然歯と変わらない審美性を提供するための自費治療の必要性を診断し、伝える技術をたくさんのケースを見て、学び考えることができました。
患者さんが永く噛めるように維持するためには予防というものが必要なこと、その予防には矯正、インプラント、審美補綴が重要となってきます。
たくさんのケースから歯列特に3番の側方運動時の被蓋関係、誘導などの視点とそれを治療すべきか、それとも残すべきなのか、壊れた原因から、今後の予後を考え自分自身に置き換え、患者さんの立場よ要望を考慮しそれぞれの患者さんと向き合っていくことを学びました。
受講している生徒一人ひとりがそれぞれの経験しているケースを発表し、治療方針を説明していきます。
1人目の発表の先生からは、下顎の3番のかみ合わせの位置の重要性を気づかせてくれる発表でした。そして、矯正の設計から補綴物まで綿密な治療計画を作製されていました。
2人目の発表の先生からは治療設計においていかに前歯部のかみ合わせが大切か?を気づかせてもらい、治療するうえで奥の臼歯部から治療設計行うわず、前歯部より治療計画を行うことを理解しました。
3人目の発表の先生よりコンサルテーションの重要性、いかに二回目にしっかりとしたゴールセッティングが重要かを学びました。
4人目の発表の先生からは定期健診を見ていくうえでどこに着目すべきかを機好かせてもらいました。
5人目の先生からは主訴の噛めないことに対する対応の重要性と天然歯を触らないことの重要性を学びました。
6人目の先生からは上の総義歯に対し安定させるために7番の重要性を学び、また、治療順序でいかに咬みやすくなる時期を早くするか考える重要性を学びました。
7人目の先生からは若い患者さんの場合の自分の歯でできるだけ噛める状態をいじする治療計画と予後の説明の重要性を学びました。
8人目の先生からは、写真から、患者さんの歯科的既往、以前のかみ合わせの推測からそれに基づく治療計画を学びました。
ディレクターの先生にはそれぞれのケースにおける改善点を細かく教えていただき、また、30年超える長期経過も見せていただき感謝です。
次回は僕も発表です。頑張ります!
渡部