せこ歯科ブログ
CSTPCセミナー第6回に参加してきました。
こんにちは。せこ歯科クリニックの渡部です。
9月28.29日でCSPTC一年間コースの第6回目を受講してきました。
今回は歯周治療と顎位に関して学んできました。歯周病に関してステージ分類とグレード分類について学びました。ステージとは歯周つまり歯の周りの骨の状態による分類、グレードとは進行速度。これを考えることで歯周外科の適応かどうかについて選択可能と理解しました。そして、歯周治療も目的として患者さんにブラッシングしやすい環境を整えるという目的を知りました。そのためには歯肉のマネジメントではなく、骨のマネジメントであることを理解しました。また、インプラントをする際に歯周病の状態がいかにインプラントに影響を与えるのか、5年以上喫煙している方の歯周治療がいかに困難かを見せてもらい、納得できる講義でした。そして、実際の臨床での活用方法も学びました。
今回、発表も回ってきました。
いろいろなインストラクターの先生より貴重な指摘をいただきました。
治療方針とそのリスク。現在の口腔内からいかに治療をしていくのか?実際口腔内スキャナーを用いて理想の咬合を求めそこに合わせて治療するという流れも学べました。
実際の治療方針とリスクをご指摘いただき、大変貴重な気づきになりました。
1人目の発表の先生からは歯周病がひどく、実際インプラントのリスクになることを学びました。また、過去の喫煙者で、実際、何年間喫煙していたのかがキーになることを理解しました。
2人目の発表の先生からは咬合で崩壊した症例から顎位の位置について学びました。
3人目の発表した先生からは外科矯正をしなかったことで残るリスク。そして今後の説明の仕方を学びました。
4人目の発表の先生からは中心位での咬合と実際、咬んでいるところとの比較を学びました。
5人目の先生からは年齢と生理的咬合との判断の関係を学びました。そして、早い段階で中心位での咬合を決めることの重要性を学びました。
6人目の先生からは骨格のずれがあるために何をやってもうまくいかない患者さんもいることを学びました。
7人目の先生から矯正をすることによりアーチが広がる症例を見せていただき、学びました。
8人目の先生からは受け口で前歯部が開いた方に対する治療を学びました。
10月はいったんセミナーがなく、次回は11月にセミナーになります。
あいかわらず、ハイレベルな発表、内容が続くので次の2か月で復習を行いしっかり内容を咀嚼して自分の力にしていきます。
ディレクターの先生にはケースにおける改善点を細かく教えていただき、また、30年超える長期経過も見せていただき感謝しております。一つ一つ整理してせこ歯科に役立てていきます。
渡部