せこ歯科ブログ
東京でCSTPCセミナー8回目を受講してきました。
こんにちは。せこ歯科クリニックの渡部です。
1月25.26日でCSPTC一年間コースの第8回目を受講してきました。
初日はインプラントの技術的な変遷から講義が始まり、5年ごとに新たなインプラント技術が変遷している。まずは骨のある所にインプラントから始まり、次にGBR骨造成、サイナスリフト、前歯部のインプラント、抜歯即時埋入(抜歯してすぐにインプラントを入れること)と時代により技術がどんどん変わっていることを教えていただきました。その後、今現段階でわかっているインプラントの選択基準、治療計画を立案するときに気を付けること、骨造成に対してどんな材料を使うとよいのかを学びました。また、長年野球界でコーチをされていた方にはプロとしての野球の世界の厳しさと視点、を話していただきました。
次の日は通常通りに症例発表でした。
1人目の先生からは咬耗(歯ぎしり等ですり減っている人)の咬合挙上についてを学びました。
2人目の先生からは歯列不正はあっても生理的咬合と判断することに年齢などを加味する必要性を学びました。
3人目の先生からはタバコ喫煙がどれだけインプラント治療に影響するのか?口腔内を見て喫煙者かどうかしっかり考えて治療計画、問診をとる必要性を学びました。
4人目の先生からはこの方も喫煙者でやめたことによって歯肉の改善、インプラントの埋入について学びました。
5人目の先生からは矯正治療がどこまでできるかを見極める必要性を感じる症例でした。
最後に治療しながら長く疲れずに治療を続けるための姿勢について教えていただき、今回も充実した内容でした。
ディレクターの先生方には治療に対する改善点を細かく教えていただき、また、30年超える長期経過も見せていただき感謝しております。一つ一つ整理してせこ歯科に役立てていきます。