せこ歯科ブログ
4/15~16で東京で研修を受けています。
4/15お休みをいただき研修会に参加しています。
今回も前回に引き続きインプラントの内容です。
今回はインプラントを入れた直後に噛ませるために必要な条件について学んでいます。入れた直後から噛ませるにはインプラントの種類、骨の質、インプラントを入れる技術、この三つの要件を満たしたときでしか直後に噛ませることはできないのですが、そのうちのインプラントの種類、入れる技術について学んでいます。種々のインプラントの特徴があり、直後に噛ませるには適したインプラントの選択が必要となります。また技術的にはぶれないインプラントを入れるための穴を形成することやはり位置、方向性の重要性について学び、実習を受けています。実習では実際の術式で行い、ISQという振動によってインプラントの初期の安定性を図る機械で測定しすすめました。実際、9本のインプラントを植立しそれぞれに3回ずつ測定を行いました。どの状態が一番ベストなのか?どのようにインプラントを植立させるための穴を形成するのかについてつかめた感じがします。
そして、インプラントの定期検診で見るべきポイントとその状況の応じた対策。インプラントは所詮異物でしかないこと。歯茎から出ている釘だと思い丁寧に管理することの重要性について学びました。
いろいろな先生の発表もあり、やりたい治療をするのではなく、患者さんの立場に立った治療を行うこと。先を見越した治療を行っていくことの必要性、そして何よりインプラントを守るための治療ではなく、患者さん自身の歯を守るためにインプラントという道具を使うことについて再度確認しました。
この、学びをせこ歯科にも活かしていきます。
せこ歯科クリニック 副院長 渡部 浩司
矯正のセミナーに参加してきました
3月19日、東京で矯正のセミナーに参加してきました。
私が参加しているこの矯正セミナーは回数が決まっているわけではなく、何回でも参加することができ、皆で症例について学んでいく場です。
今回も講義と症例検討会がありました。今年の講義のテーマは矯正のゴールを迎えるにあたってというものです。虫歯などと違い、矯正のゴールに関しては医療者が勝手に決めるものではありません。一定の目安はあるものの、患者様や保護者の方の希望も大きく関係してきます。
この目安とはどのようなものでしょうか?次にあげていきます。
①安定したかみ合わせの確立
②スムーズな顎の運動の達成
③鼻呼吸の確立
④歯が生えている骨の形が整っている
⑤舌や唇の癖が改善した
まだまだありますが、ざっと上げるとこのようなものがあります。矯正というと歯並びがキレイになるというイメージが一般的がと思いますが、それに加えて治療のゴールにはお口の機能の回復といったことが大切になってきます。
前々からお話させていただいているように、歯並びに悪影響を与える行動は多々あります。例えば頬杖をつく、片方の肩にしかバッグをかけない、うつぶせ寝や横向き寝などあげればきりがありません。共通しているのは偏った体の使い方です。
これらの行動が歯並びを悪くする可能性があるので、矯正装置による治療が終わった後も、バランスの良い体の使い方をしないと、後戻りが起こってしまいます。これだけ日常のふとした行動が歯並びに関係しているとすると、装置を外した後も体の使い方に気を付けていただく必要があります。
装置を使ってのゴールを迎えた後も、ご自身で歯並びを守っていくために偏った体の使い方をやめ、自分にそのような癖がないか考えていただく必要があります。そういった意味では装置を使わない治療はずっと続くと考えられます。難しいことではありません。ご自身の行動を振り返っていただき、なにか癖があれば改善してもらうことで健康な体作りをすることができると思います。
せこ歯科クリニック 田岡 則子
明石矯正研修会アドバンスを受講してきました。
現在受講させて頂いている明石矯正研修会は木曜日の開催なので、毎回早朝6時の松阪発の近鉄に乗り、兵庫県の明石市まで行きます。
電車を降りる明石駅は、目の前に明石城があるので電車を降りると、城郭跡が自然と目に入ってきます。
趣味の一つに城郭巡りがあるくらい、お城を見たりまわるのが好きなので、季節や天候によって違う雰囲気に見える明石城を見るのも、セミナーに行くときの楽しみの一つです。
今回のセミナーの内容は、毎回STEPごとに進行させている模型実習に加えてセクショナルアーチについての講義でした。
ワイヤー矯正を行っていく場合、通常は歯列全体にワイヤーを入れて矯正していきます。
しかし、八重歯など大きく歯列から飛び出てしまっている歯を歯列に収めていこうとすると、
他の歯に余計な矯正力を加えてしまうことで、かえって治療を困難にしてしまうことがあります。
そのようなときには局所の大きな歯列不正の改善を行ってから、全顎的な矯正に移行していくこともあります。
セクショナルアーチとは、そのようなときに用いるワイヤーの事をいいます。
矯正治療に限りませんが、どの様な治療をするにしても患者さんによって問題点が異なり、それによって治療のプランも異なってきます。
今の歯並びの状態や実際の治療に関してお困りの方や、治療中のことでもわからないことがあれば、どんな些細なことでもぜひご相談いただければと思います。
せこ歯科クリニック 福田泰久
東京でインプラントの講習会を受けています。
3/4お休みをいただき講習会に参加しています。
今回の講習会の内容はインプラント関係です。
今回が9回あるうちの初回だったんですが、いきなり実技のテスト、筆記のテスト、面食らいました。出題者の糸に答えているかは不明ですが、普段持っている知識を100%出し切りました。普段、せこ歯科クリニックでは、スタッフ全員が知識の向上を目的に月一回でテストをしていて、僕も年2~3回出題するのですが、久々にテストを受けてみて自分の中で知識が曖昧にして目をそらしていた部分、言葉で表現できていない部分を実感しました。たまにはテストを受けてみるのもいいですね。もちろん、そのあとの講義を受け止め方も変わりました。
このインプラントの講習会はいかに患者さんの負担を減らしたインプラント治療ができるのか?ということをテーマに学んでいます。インプラントの角度から方向、深さなどの基本から多数歯の治療計画、実習というアドバンスな内容まで度々ご迷惑をおかけすることになりますがよろしくお願いします。
今日もせいいっぱい学んで、せこ歯科クリニックに役立てていきます。
せこ歯科クリニック 副院長 渡部 浩司
2/22より三日間名古屋で研修会に参加してきました。
2/22から3日間、お時間をいただき名古屋で研修を受けています。
今回の研修は歯科治療に対しての研修ではなく、自分自身の目標設定に対しての研修を受けており、3日間歯科治療をストップさせ自分自身と向き合っています。
2013年に初めて受講し、はやくも4年という月日を迎え、成長した部分、まだまだ改善できる部分自分自身を振り返る貴重な時間となっています。
歯科治療にたいしても今後の時代の流れと自分が提供したい技術。そして今後どのような分野にチャレンジしていくべきなのかを深く深く内省しています。
研修会初日を終え、一番心に入ってきたのは講師の先生の「効果的な時間の使い方」でした。効率を常に意識してきたけど、効果的な時間の使いかたと聞き、自分自身の時間の使い方の根本を見直すことにしました。ついつい効率的に物事を進めてしまいがちですが、効率を意識しすぎるあまりその行動が義務になっており、心がこもっていないということに気づきました。作業としてしまい、効果的な行動になっていないという事実に気づきました。例えば休日に買い物に行くときも効率ばっかり意識して、30分で食材、30分で薬局に行き、家事に必要なもの、、などそこに心や家族の会話が欠けていたことに気づきました。一つ一つの行動を効果的なものかどうかチェックしようと感じました。
ところで、なぜ4年間も参加しているのかというと新年にたてた自分の目標をチェックするためなんです。
なんとなく日々を過ごしていると対して変わり映えのない僕に4年まえ院長先生が気づいてくれました。そこでこの研修会を勧めていただき参加したのがきっかけでした。
学生時代は学年が上がれば成長している気になっていましたが、社会人になり歯科医師としてもある程度経験を経てくると自分がどうなのか。成長しているかどうかわからなくなっていた僕にはうってつけの研修でした。それ以降一年に一回は自分の現在をかくにんし、未来への目標設定のために通っています。
この三日間ありがとうございました。今後の成長につなげていきます。
せこ歯科クリニック 副院長
渡部 浩司