せこ歯科クリニック患者様が「来てよかった」と笑顔になれる医院であるために私たちは全力を尽くします。口を通じて患者様の健康をサポートし、感動を共有できる歯科医院を目指します。

松阪市 多気郡 歯科 歯医者 歯科医院 三重県にある せこ歯科クリニック JR相可駅 徒歩約5分、駐車場完備、平日午後6時半まで診療中!

コラム

フッ素で虫歯知らず

フッ素のパワー

人の歯の表面は、ものすごく硬いエナメル質で覆われています。
ものすごく硬いですが、虫歯になると溶けてしまいます。

フッ素は、このエナメル質に取り込まれると、虫歯に強い物質にエナメル質を変えることができるのです。

また、生えたての歯に対しては、よりパワーを発揮し強い歯を作ります。

当院では、定期的な、フッ素歯面塗布をお勧めしております。
歯ブラシや綿球を使ってフッ素入りのペーストを塗布します。沢山味があり、選べて大人気です。
年2~4回が最適で、お子様たちには学校の休みを利用していただいています。(春、夏、冬)

フッ素方法の種類

  1. フッ素塗布
    歯に直接フッ素を塗ります。
    当医院でも行なっております。
    定期的に塗ることで効果が飛躍的にあがります。
  2. フッ素洗口
    フッ素の入った液でうがいをする方法です。
    保育園、幼稚園、学校などで行なわれています。
  3. フッ素スプレー
    歯を磨いた後、フッ素の液を歯に直接スプレーする方法です。
    ご家庭で簡単にできます。

  4. フッ素入り歯磨き粉
    歯を磨くときにフッ素入りの歯みがき粉を使う方法です。
    市販のものがたくさん出ていますので、継続的に使用すると効果的です。
    フッ素入り歯磨き粉にキシリトールを組み合わせることで、更に効果的です。

キシリトールについては次のコラムをご覧ください。

お子様の大切な歯を守り続けるために、自分から進んで定期的に検診に来ていただけるよう、“ニコニコKid'sクラブ”へのご参加をお勧めします。

フッ素についてよくある質問はこちら

キシリトールのすごいパワー

キシリトールの効果は?

まず、虫歯菌を減少させ虫歯を作る酸を抑制する効果があります。
さらにすごいことに使い続けると虫歯になりにくい歯垢(プラーク)に変わっていきます。
歯垢の体質改善といったところでしょうか。

フッ素は再石灰化(小さな虫歯を再び治していく)など歯への対応が主であるのに対して、キシリトールは虫歯の原因の歯垢に直接的に働いているのです。

たくさんの商品の中からどれを使えばいいの?

ガムやタブレット中の甘味料あたりの50%以上がキシリトールであること。
キシリトール以外の甘味料も虫歯にならないものであること。
総重量のほとんどがキシリトールで占められることが推薦されます。100%キシリトールを当院では取り扱っております。
現在多数のキシリトール商品がありますが、厚生労働省が定める特定保健用食品として登録されている製品であれば問題はありません。

どうやって使えば効果があがるの?

口の中にだ液がいっぱいになった時にすぐに飲み込まず、できるだけためてクチュクチュと口の中にいきわたらせることが重要です。
味がなくなっても、10分くらい噛むと、なお効果的です。
忍耐力がいりますが、2~3年毎日摂り続けることで虫歯菌の除菌的な効果が現れ、その後も効果が継続されやすくなります。ぜひ、お試しを!

これがオススメ!

歯磨き粉や洗口液では、まず、フッ素が入っているかどうかがポイントで、キシリトールが入っていれば、さらに良いと考えてください。
最強の組み合わせは、”フッ素入り歯磨き粉+キシリトール”の併用です。

キシリトールについてよくある質問はこちら

生まれ持った歯をできるだけ削らない"MI治療"

MI治療とは?

:必要な部分のみ最小限の
: 切削を行う
治療です。

従来は虫歯以外のところも詰め物が外れないようにまた、再発の危険性から広範囲に削ることが必要と言われてきました。

しかし、歯は一度削ると二度と元にはもどらず、近年の歯科材料の進歩と共に
”なるべく歯は削らずに治療をする”という考えが、主流となってきました。

つまり、できるだけ削らずに虫歯だけを 『ピンポイント』でやっつけるために・・・

様々な工夫をとりいれ最小限の切削に努めています。

でも やっぱりいいのは・・・?

この治療の成功の鍵をにぎるのは、日々の“予防”です。
MI治療は初期の虫歯に、より効果を発揮します。

大きな虫歯になると、このようなMI治療も困難になってきます。
歯をなるべく削らなくてよいためにも、早めの治療をおすすめします。
そのためには、定期的な検診が重要になります。
どんなに上手に治療できても自分の持っていた天然の歯には、かえられませんものね。

ずっと自分の歯で食べる喜びを・・・