前田 顕範(まえだ あきのり)
患者様は様々な症状、訴えを抱いて来院されているかと思います。
分かりやすい説明、そしてより質の高い歯科治療を提供し、安心して歯科医院に通院してもらえるよう努めております。
お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
- 資格・認定医
- ・日本口腔インプラント学会会員
- ・日本臨床歯周病学会会員
三重県志摩市で育ちました。
幼い頃から色々な物事に興味を持ち、何事にも集中して取り組む子供だったと親からは聞いています。
小学校に入ると、ピアノ、水泳、剣道、卓球、公文式など様々な習い事をさせてもらいました。
好奇心旺盛だったからか、どれも親からの勧めではなく、自分から「やりたい!」とお願いし、ありがたいことに沢山の経験をさせてもらいました。
公文式は姉が自宅で宿題をしている姿を見て自分もやりたい!と懇願し始めました。
特に算数、数学は楽しく、努力して先のステージにどんどん進んでいく過程がワクワクして一生懸命机に向かっていた記憶があります。
その結果として全国で表彰されるところまで学習を進めることができました。
またこの当時は将棋にも興味がありました。
図書館で片っ端から将棋の本を借りて熟読したり、テレビの将棋番組を録画して空いた時間に熱心に見ていました。
そして「羽生さんの弟子になるにはどうしたらいいの?」と質問して両親を困惑させていたと今でも笑い話にされています。
中学校は地元の公立学校に進学しました。
学校の勉強や部活動、学習塾で忙しい日々を過ごしていましたが、集中して物事に取り組むということは苦ではなかったので、遊ぶ時はよく遊び、やるべき時にしっかりと勉強とメリハリを持って取り組むことができていたと思います。
たまに羽目を外して親に怒られることもありましたが...。(汗)
高校は伊勢高校の国際科学科に進学しました。
入学前は、「そこそこ勉強もできるし!」と多少天狗になっていた所がありましたが、入学後見事に鼻をへし折られました。
自分より優秀で頭の冴えた同級生を見て「自分もまだまだなんだ。」と感じました。
今思うとこれが初めての挫折だったのかなと思います。
将来の進路に関しては、父が歯科医師であったため、小さい頃から医療系には興味がありました。
ただ、研究職をやりたいという気持ちもあったのでかなり迷いましたが、最終的には医学部、歯学部といった医療系の学部を目標に勉学に励みました。
大学に入学すると、歯科医師になるという同じ目標を持った同志とともに切磋琢磨し勉学に励みました。
決して真面目な生徒ではなかったと思いますが、遊ぶときはしっかり遊び、やるべきことはしっかりとこなしながら一つずつ学年が上がっていきました。
そして無事に国家試験に合格し、まずは臨床研修医として歯科医師の第一歩を踏み出しました。
学生時代に臨床実習はありましたが、本格的に患者様と触れ合うのは初めてだったので、教科書の勉強と実際の臨床の違いに苦戦しながら毎日夜遅くまで勉強しながら毎日の診療に従事していました。
その後はいくつかの歯科医院で勤務医として経験を積みました。
歯科医院はそれぞれ違った特徴、カラーを持っており、歯科治療の考え方、コンセプトは先生によって違います。
そういう点で様々な歯科医院で経験を積んだことは、歯科治療における多角的な見方を学ぶことができ、自分の大きな糧になりました。
将来は父の後を継ぎ歯科医院を継承したいと考えています。
そのために今は何をすべきかを考え、日々診療に従事しています。
以前、父に言われた言葉の中で、
「自分よがりの治療をしてはいけない。」
「自分の口腔内にしてもらいたい治療をすべきだ。」
という言葉は自分が歯科治療をしていく上での基礎になっています。
歯科治療は目に見えない部分が非常に多いです。
だからこそプロとしての自覚を持って、患者様にとってどのような治療方針がより良く、また長期に安定した口腔内を維持できるか。
また、それぞれの治療の過程でもより質の高い治療が提供できるよう日々鍛錬しています。
そして患者様が納得、安心して治療を受けてもらえるように、分かりやすい説明が出来るよう日々心がけています。